誰もが生き生きと働ける。
性別、障がいの有無、国籍、
年齢にかかわらず、
すべての社員が自分らしく、
力を発揮できる場所。
私たちは、そんな会社を目指しています。
MessageDiversity and Inclusion
多様性を尊重し、
誰もが快適に働ける職場を創造します。
当社ではダイバーシティ強化のために「ダイバーシティ推進室」を設置しています。性別・障がいの有無・国籍・年齢にとらわれず、すべての社員が自身の能力を遺憾なく発揮し、長期的なキャリア形成を可能とする職場づくりに取り組んでいます。お互いの個性や価値観を尊重し合うことが、誰もが生き生きと働ける社風を築き上げるという、よい相乗効果をもたらしています。
将来的には「女性だから」「障がい者だから」「国籍が違うから」「高齢者だから」という括りが無くなり、誰もがそこに居て“当たり前”と思える環境を実現させることで「ダイバーシティ推進室」という部署そのものを必要としない職場づくりを目指しています。
女性の活躍Supporting Women’s Careers at GLOBESHIP
“思いっきり活躍”キャリアアップとライフイベントを会社と一緒に描ける、そんな職場を目指して。
グローブシップには、仕事を通じた成長、そして経営への参画などによって、女性が社会に貢献できるフィールドがあります。
また、出産や子育てなどのライフイベントと仕事の両立を支援し、同時にキャリアアップや教育研修の強化を図ります。安心とやりがいを持って働ける環境が整うことで、女性が活躍する機会が増えます。そのことにより、今までよりも多様な視点を取り入れ、当社のサービス向上へとつなげていきます。
女性の活躍を応援します
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女性の管理職比率の向上
外部のマネジメントセミナーなどの研修を経て、管理職になるための自覚と志を高め、将来的には女性の部長・役員を目指していただきます。女性キャリア形成のロールモデルとなるべき人材を育てます。
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女性所長数アップ
女性所長という立場において困難な課題を分析し、取り除く施策を行います。また、清掃業務において経験を積めるようにキャリア形成の機会を増やすことで、清掃業務からの所長の輩出を目指します。
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女性の設備職数アップ
女性の採用を増やし、清掃業務から設備業務まで幅広く経験できる機会を創ります。女性が働きづらいと感じる宿直業務など、設備管理の現場配備にも配慮します。
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女性の営業職数アップ
女性ならではの視点や発想から生まれる新しいサービスの開発や、今までとは違う「気づき」からの清掃業務の開発など、女性営業職の活躍の場を拡大します。
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女性の新卒・中途採用の拡充
多様な人材の活躍に期待し、将来的に管理職を目指す人材の発掘を強化します。
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女性のための教育研修
女性が活躍しやすい業務という観点からの新しい教育プログラムの開発を行い、マネジメントや設備業務のスキルアップ研修を強化します。
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女性のためのキャリアアップ開発
出産・育児というライフイベントを踏まえたキャリアプランの見直しについて柔軟に対応をします。子育て期間中は在宅勤務を許可するなど、仕事と育児の両立ができる環境づくりを目指します。また女性のための仕事の悩み相談窓口設置や、定期的な面談制度などを導入します。
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育児・介護パンフレット、ジョブリターン制度
当社で行う取り組みや制度の周知を図るために、育児や介護に関するパンフレットを作成して様々な機会で配布します。また、一旦退職した社員が復職できるジョブリターン制度を検討します。
データでみる
ワーク・ライフ・バランス
活動に向けた主な取り組み
矢口社長 × ダイバーシティ推進室
グローブシップでは2018年4月にダイバーシティ推進室を設置して、多様性を生かした働き方の取り組みを進化させてきました。ダイバーシティ推進室のメンバーは代表取締役社長の矢口と定期的な意見交換を重ねています。更なる進化を目指して、ダイバーシティ推進室が進める施策についての進捗状況を担当者から直接報告し、また、矢口社長自らのダイバーシティにかける熱い思いを直接伝えています。
ダイバーシティ推進のうち特に「女性活躍」の分野については「女性の管理職を増やしていきたい」という矢口社長の思いに対して、ダイバーシティ推進室長が「管理職となるべく頑張っている女性社員のモチベーションが上がるよう、障壁となっている問題を解決し、女性の活躍をバックアップしていきたい」などと応えています。
女性社員向けエンゲージメント研修
グローブシップでは女性活躍を応援する施策のひとつとして「女性エンゲージメント」研修を開催しています。
ここでいう「エンゲージメント(engagement)とは、従業員の会社に対する愛着心や思い入れを意味しています。最近では「個人と組織が対等の関係で、互いの成長に貢献し合う関係」のことを指すとされています。
2022年度は全国から16名の女性社員が選ばれ、受講しました。
プログラムは5つの段階があり、
① 自己紹介
② グループワーク「女性活躍に対する思い」
③ 講義「女性活躍推進の背景」「アンコンシャスバイアス」
④ ビデオ学習「仕事で輝く女性(ひと)になれ!」
⑤ グループワーク「今後、女性活躍推進に向けて、グローブシップに望むこと」
で構成されています。
女性設備員インタビュー
グローブシップは、男女の別なく社員が活躍できる雇用環境の整備を推進しています。従来、男性が圧倒的多数を占めていた設備員にも女性を登用するようになりました。今回は日々の設備管理を担うY設備員とS設備員に、現場の様子や業務のやりがいなどについて語ってもらいました。
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Y設備員
当初は新人であり女性であることに心細さを感じることもありましたが、どの先輩も接しやすく、仕事を丁寧に教えてくれたので、すぐに職場の雰囲気に溶け込むことができました。
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S設備員
例えば、マンホールの蓋を持ち上げるといった力仕事もありますが、男性社員が自然に協力してくれるので、どんな業務も不安なくこなせています。
適性や将来性を感じてビル管理業界に就業
Y設備員は大学の文学部を卒業し、2018年に新卒で入社。入社後、設備研修を受けたビルに設備員として正式に配属されました。「几帳面な性格がビル管理に向いているのではないかと思い、この業界を志しました。研修制度がよく整備され、未経験者や女性でも働きやすそうだと思ったのが、グローブシップを選んだ理由です」と話します。
S設備員は、アパレル業界の販売職を経て、2020年に中途で入社。「これからは女性の活躍機会がどんどん広がると聞き、ビル管理業界に興味を抱きました。私は入社とほぼ同時にこのビルに配属され、先輩方の指導によるOJTを実施していただき、仕事を覚えました」と振り返ります。
多様な業務は大きなやりがいに満ちている
ビル全体の日常点検や、主要な設備の状態を確認する月例点検、全館を閉館して行う停電年次点検など、設備員の業務は多岐にわたりますが、宿直勤務がないことを除けば、女性と男性の仕事内容に大きな違いはありません。
空調の熱量計などの検針業務も行うY設備員は、無人になるはずのテナントのエアコン使用量が夜間も減らないことを発見。店舗に消し忘れを指摘して使用量が抑えられるようになったこともあり、そのように持ち前の観察眼を活かせるとき、この仕事に大きな喜びを感じるといいます。一方のS設備員は、数ヵ月前から全員で入念に準備や訓練をし、無事故で停電年次点検を完了させたとき、何物にも代え難い達成感を味わえると語り、2人ともそれぞれに設備員としての誇りややりがいを抱いていることがうかがわれます。
女性が働きやすい職場づくりにも貢献したい
Y設備員もS設備員も専門知識の習得に余念がなく、第二種電気工事士や危険物取扱者乙種4類をはじめとするさまざまな資格や認定試験に合格してきました。勉強している間は大変さを感じることもあるそうですが、資格がなければできない業務もあり、モチベーションアップの原動力にもなっているのだと語ります。
そんな2人がともに望むのは、「ビルメンテナンス業界で女性が活躍するのが当たり前」という社会が実現されることです。
「そのためには、男性も女性も働きやすい職場であることが絶対条件なので、これからはどうすればその環境づくりができるかについても真剣に考えていきたいと思っています」とS設備員。「楽しく働ける職場づくりに何よりも大切なのは人間関係なので、私も今後はより円滑なコミュニケーションを図れるように努めていくつもりです」とY設備員も語り、引き続き自己研鑽に励むとともに、「女性がより生き生きと仕事に打ち込める職場づくりに貢献したい」と抱負を述べました。
育児・介護パンフレット
グローブシップの育児休業制度と介護休業制度についてまとめたパンフレットを作成し、入社時の資料として社員に配布しています。
ライフステージに応じた様々なイベントは性別に関係なく起こりますが、それがいつ訪れるかは誰にもわかりません。急な状況の変化にも安心して対応できるよう、仕事と私生活を無理なく両立するための心構えができる冊子となっています。
障がいのある方々の活躍Employing Persons with Disabilities
“喜びを味わえる職場”一人ひとりの個性にあわせて、やりがいのある仕事を。安全で安心して働ける環境の実現。
グローブシップは、誰もが生き生きと活躍できる職場づくりを目指し、継続して勤務できるよう障がいのある方々が安心して働ける場所を提供しています。共に困難な局面を乗り越え、共に達成感を味わい、障がいの有無にかかわらずグローブシップで働く仲間として互いの交流を大切にしています。
主な取り組み
特別支援学校卒業者交流会
特別支援学校の卒業生を中心とした交流会で、社員のコミュニケーション促進を目的として定期的に開催しています。新入社員の自己紹介から、職場の出来事や、身の回りの変化、その時々に注意すべきこと等々、様々な話題について話し合うことでお互いの理解を深めていきます。交流会に参加することにより、モチベーションの向上とグローブシップの仲間であるという意識が生まれます。また、心配事などの相談もサポートしており、快適に働ける環境づくりに努めています。
「さいたま岩槻ファーム」農作物と社員交流
グローブシップでは、2019年6月よりハウス農園を運営しているエスプールプラス社と連携し「さいたま岩槻ファーム」(さいたま市)にて、農園の活用による障がい者雇用促進に取り組んでいます。
畑では白菜や小松菜をはじめ、ほうれん草や春菊などの作物を栽培。また、同農園では従業員の安全性を配慮して、作業用の資器材には全て樹脂製の道具を用いています。害虫が発生しにくく汚れにくい人工栽培土を使用するなど、障がい者が働きやすい環境づくりのノウハウが集約されています。
収穫した野菜は定期的に本社へ届けられます。新鮮な野菜を受け取った社員は調理をした「作品」を写真に収め、ファームへ送ります。収穫の喜びと「野菜を栽培し調理して頂くという作業の連携」を共有しています。
今後も一人ひとりの個性に配慮しつつ、働きやすい職場づくりに取り組んでいく方針です。
多様な国籍人財の活躍Engaging a Global Workforce
“マインドはひとつ”全員がGS WAYマインドを胸に。様々な国や地域から集まった個性豊かな人財が活躍。
グローブシップには、ネパール、ベトナム、ミャンマーなど様々な国籍や文化を持つ人財が活躍しています。
多様な国籍の社員が共に経営理念「GS WAY」を共有し、GSマインドを理解・実践しながらスキルを磨き、お客さまへしっかりと対応ができるよう、育成に力を入れて取り組んでいます。
データでみる多様な人財
主な取り組み
グローブシップの行動規範である「GSWAY」やコンプライアンスシートなどを、英語、中国語、ネパール語、ミャンマー語に翻訳し、情報共有を促進しています。
シニアの活躍Engaging the Senior Workforce
“経験をいかした活躍”これまで培ってきた知識、経験、技術を発揮して、新しいことに挑戦し続けたい気持ちに応える。
様々な職種や人生における豊富な知識や経験をいかし、やりがいを持って働き続けることができる環境づくりを目指します。
アクティブシニアの働き方を総合的に支援しています。